調剤薬局事務は独学でも取れる?参考書や問題集は何がいいの?

調剤薬局事務は独学でも取れる?参考書や問題集は何がいいの?

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調剤薬局事務の資格を取る場合、通学や通信講座で学ぶという方がほとんどです。では、独学での受験はやめたほうがいいのでしょうか。

 

この記事では、独学で調剤薬局事務の資格が取れるのか、一日どれくらいの時間勉強すればいいのか、問題集や参考書は何を使ったらいいのかについて、それぞれまとめています。

 

調剤薬局事務は独学でも取れる?

 

調剤薬局事務の資格を効率よく取得するには、学校や通信講座を受講するという選択肢が考えられます。しかし、講座を受講する場合、何かと費用がかかることや、近くに通える資格スクールがないなどの問題から、独学での取得を目指す人もいるでしょう。

 

受験は独学でも可能

 

調剤薬局事務の資格試験は、一部を除いて受験資格が特に設けられていないため、誰でも受験することができます。そのため独学でも目指すことのできる資格です。

コツコツ自分で勉強

 

しかし、独学の場合分からないことがあった時に、質問できる人がいないというのが最大のデメリット。例えば身近に調剤薬局勤務の人がいるなど、そのデメリットを解消できる条件があれば独学を選んでもよいかもしれません。

 

また、自分がすでに調剤薬局事務としてある程度の期間勤務している場合などは、独学でも合格できる可能性は高いでしょう。さらに、自分が資格試験の勉強に慣れているかどうかなども重要なため、独学を選ぶかどうかはしっかり検討しましょう。

 

易しい資格から目指す

 

独学の場合には、最初から難易度の高い資格を目指すと挫折してしまう可能性が高くなります。そのため、最初に受験する試験には、ある程度易しい資格を選びましょう。

 

4ヶ月で受験する目標を立てる

 

なお、調剤薬局事務の資格を取るには、通信講座で4ヶ月程度の学習時間が目安となります。基本的には通信講座の場合も自分でテキストを読み進める方法となるため、独学の場合も学習時間は4ヶ月程度を見ておけばよいでしょう。

 

この場合、1日1時間程度は学習をするようにしましょう。

 

参考書・問題集

 

独学で学習する場合に特に重要になるのが、参考書や問題集の選び方。そこで、調剤薬局事務の資格を独学で目指す場合に、おすすめの参考書と問題集を紹介しましょう。

 

基本的には、全般を知ることができる参考書、点数表、問題集の3点セットが必要となります。

 

 

 

調剤報酬請求事務(一ツ橋書店)

調剤薬局事務に必要な基礎知識とレセプト作成の手順、練習問題などが掲載されている参考書。まず基本を抑えるものとして、おすすめできる参考書です。

 

 

 

 

医科診療報酬点数表・調剤報酬点数表(中和印刷)

レセプト作成の際に必要になるのが、調剤報酬の点数表。必ず最新版のものを手に入れておきましょう。

 

 

 

 

処方せん問題集

様々なケースの実例に対応した、調剤報酬請求の問題集。回答、解説が丁寧に記載されているため、独学の場合におすすめです。

 

 

 

なお、調剤報酬は2年毎に改定が行われます。必ず最新の改定に対応した参考書と問題集を手に入れるよう、注意しましょう。


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