介護事務の受験資格が知りたい!学歴は?実務経験は?
介護事務の資格には、学歴や実務経験などの受験資格は必要なのでしょうか。それぞれまとめてみました。
介護事務の受験資格とは?
資格試験を受けるためには、資格ごとに受験資格というものが決められています。資格によっては学歴や実務経験、指定された講座の受講などが必要な場合もあるため、介護事務の勉強をしようと思っている人にとっても、受験資格は気になるところですよね。
資格ごとに異なる受験資格
介護事務の資格試験は実施団体が数多くあり、資格も複数あります。
受験資格はそれぞれの資格によって異なりますが、主な介護事務の資格である「ケアクラーク」「介護事務管理士」「介護事務実務士」では、特に受験資格は定められていません。そのため、誰でも受験することができるのです。
講座受講が条件の資格も
ただし、一部地域密着型の資格などでは、指定する学校講座を受講した受講生のみが対象となる資格も存在しています。自分が受験しようと考える資格がある場合には、念のため事前に確認しておきましょう。
中卒・高卒など学歴は不問?
介護事務の資格試験は受験資格が特に定められていないものが多いため、当然学歴も問われることはありません。中卒、高卒でも問題なく受験をすることが可能です。
受験では学歴による有利・不利はない
介護事務の場合、学ぶのは介護保険に関することや介護報酬の算定やレセプト作成のこと。一般常識としての知識を問われるわけではなく、専門的な知識がほとんどです。学歴が高いから有利という知識ではないため、資格試験の段階では学歴はあまり気にする必要はないでしょう。
就職では学歴が条件となることも
学歴が問われる可能性があるのは、資格取得をした後。実際に就業先を探す段階では、中卒、高卒などの場合、少し差がつく可能性は否めません。募集要件の中に学歴に関して「大卒以上」などの条件が指定されている可能性もあります。
もちろん学歴不問の募集もあるため、そういった募集の中でどれだけ自分の力をアピールできるかが勝負です。
学歴を補うためにも資格取得が有利
介護事務の職場というのは人手不足のため、なるべく早く独り立ちできる人を求めているもの。そのため、未経験者の場合、資格の有無というのは大きな差になります。求人に応募する前に資格試験を取得し、アピールできる材料を増やしておきましょう。
実務経験は必要?
介護事務の資格を受験するにあたり、実務経験は問われるのでしょうか。
実務経験は必要なし
介護事務の資格を受験する際には、基本的には実務経験は必要ありません。介護関連の資格の中には実務経験を必要とする資格もありますが、介護事務に関しては、ほとんどの資格で必要ないと考えて問題ありません。
そのため、未経験者も数多く介護事務の資格を受験しています。経験があればその分内容は理解しやすくなりますが、未経験者でもしっかり学習していれば十分目指すことのできる資格であると考えてよいでしょう。
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