医療事務の試験がバッチリ分かる！試験はいつ？難易度は？勉強方法は？

医療事務の資格を取るには民間団体の試験を受ける必要があります。

ここでは、医療事務の試験について、試験日や難易度、試験勉強の方法、テキストや過去問題集の産有無についてまとめています。

試験日はいつ？

医療事務と一口に言っても、医療事務に関する資格は一つだけではありません。医療事務に分類される資格は数多くあり、主催する団体によって名称や種類が異なります。

そのため、試験の実施時期も様々。毎月3回実施されているものもあれば、月1回実施、年6回実施、年3回実施、年2回実施など、資格によって実施回数は異なります。

自分が目指す試験がどの時期に実施されているものなのかを確認し、勉強のスケジュールを立てましょう。特に年2〜3回しか実施されない資格は、要注意です。

難易度は？

上で述べたとおり、医療事務の資格は複数あるため、難易度も試験によって様々です。例えば、医療事務の資格の中で最も難しいとされ、唯一の国家認定資格である「診療報酬請求事務能力認定」の合格率は約30％です。

その他の資格については、合格率は50％〜90％程度。試験によっては資料の持ち込みが可能なものもあります。

試験勉強の方法は？

まず、数ある医療事務の資格の中から、自分がどの資格を目指すかを決めましょう。

最終的には最も難しい資格の取得を目指すとしても、未経験からいきなり受験するのはちょっとハードルが高いですよね。そこで、ある程度合格率の高い試験から受験していくのがおすすめです。未経験の場合、合格率60％程度の試験から始めてステップアップするのがよいでしょう。

目指す資格を決めたら、専門学校に通うのか、通信講座を受講するのか、独学で勉強するのかを決めます。資格によっては、指定の講座を修了する必要があるため、事前に確認が必要です。

過去問やテキストは？

専門学校や通信講座を受講すると、医療事務のテキストや問題集が手に入ります。基本的にはそのテキストや問題集、模擬試験などを解いていけば、知識は身につくでしょう。また、独学の場合は市販のテキストや問題集を購入することになります。

過去問などはインターネット上やスマホアプリなどで公開されているものもあるため、うまく活用するとよいでしょう。

1点注意が必要なのは、古いテキストや問題集を使用しない こと。医療事務の勉強で重要な診療報酬は2年に1度のペースで改定が行われます。古いテキストをオークションなどで手にいれてしまうと、改定前の内容になっている場合もあるのです。

毎回大きな変更があるわけではありませんが、どこが変更になったかを確認しながら勉強するのは手間がかかるので、新しいテキストを使用するのがよいでしょう。

なお、次の診療報酬の改定は平成28年度の予定です。

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