医療事務の求人はハローワークで！他の転職・求人サイトとの違いは？

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求人サイトが一般的になってきた昨今ですが、ハローワークでの就職活動も役に立ちます。他の転職・求人サイトとの違いは何なのでしょうか。

この記事では、医療事務として就職するためのハローワーク活用方法をまとめています。

ハローワークは公共職業安定所の愛称で、求職者への職業紹介や雇用保険の受給手続きなどを行う行政機関のこと。全国に設置されており、職業紹介だけでなく、履歴書の書き方など求職者の相談にも応じてくれます。

ハローワークは、医療事務の求人を探す時にも欠かせないサービスでしょう。

ハローワークを利用する場合には、まず求職者登録が必要です。登録はハローワークに直接出向いて手続きを行わなければいけません。ただし、インターネットから求職情報の仮登録を行っておくと、ハローワークでの記入時間などが短縮できるので、おすすめです。

求職者登録が完了すると、ハローワークカードが交付されるため、ハローワークに行く際には毎回カードを持参します。

ハローワークにはパソコンが用意されており、全国の求人情報を検索することが可能です。希望の求人があった場合、その情報を印刷して窓口に持っていくと、その求人に応募できます。求人には紹介状が必要な場合と不要な場合があるため、必要な場合は窓口で発行してもらいましょう。

ハローワークの求人は、全国のハローワークだけでなく、インターネットでも検索が可能です。前日夜時点での最新情報が翌日朝にはアップされているため、ハローワークに行かなくても、最新の情報が検索できます。また、紹介状が不要な求人であれば、そのまま直接応募ができるため、便利です。

ただし、企業の意向であえてインターネットには掲載していない場合があります。求人情報を漏れなく見るためには、ハローワークに行かなければならない点には注意しましょう。

ハローワークの求人情報には、就業時間や所定休日など、募集としては最低限の内容しか掲載されていません。そのため、興味のある求人があった場合、自分でホームページなどを調べて、情報収集をする必要があります。

また、ハローワークの一番の問題点として指摘されているのが「カラ求人」。カラ求人とは実際には採用予定がないため、応募者の選考が正しく行われない求人のこと。

ハローワークは費用の負担なしで人材募集が行えることや、ハローワーク経由で採用すると、条件によっては助成金が出る場合があります。ハローワーク側としても求人は多い方がよいため、企業に積極的に求人を勧めているという現状もあり、カラ求人が発生してしまうのです。

カラ求人を見極めるのは難しいかもしれませんが、求人情報が詳細に記載されていない場合などは、注意した方がよいでしょう。

一般に、民間の転職・求人サイトでは、求職者は無料で利用できますが、企業側はサイトに対して掲載料を支払っています。対してハローワークでは求人情報を出すのは無料。そのため、他のサイトに募集を出せない零細企業なども多いですが、地域密着型のため、利点もあります。

それぞれの特徴を理解して、活用しましょう。