医療事務は国家資格?資格の種類と取り方がわかる!

医療事務は国家資格?資格の種類と取り方がわかる!

医療事務の資格の種類と取り方

医療事務についてしっかり把握している人は少ないのではないでしょうか。名称から国家資格のようなイメージを持っている方もいらっしゃるかもしれませんが、そうではありません。

 

この記事では、医療事務という資格についての説明と、種類ごとの取り方についてまとめています。

 

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医療事務は国家資格?

 

医療事務の資格は国家資格なのかという疑問を持っている人も多いでしょう。答えは、「No」です。医療事務の資格には様々な種類がありますが、全て民間の資格で、国家資格ではありません

 

そのため、主催している団体によって資格の名称や内容、難易度も異なります。

 

もちろん国家資格でないからと言って、医療事務の資格に価値がないわけではありません。その資格の難易度や内容に応じた知識が保証されますので、持っていないより、持っていたほうが就職などの際に有利に働きます。

 

どんな種類があるの?

 

医療事務に関連する資格は数十種類ありますが、その中で医療事務のみに特化した資格だけを見ても、10種類ほどがあります。主な医療事務系の資格を挙げていきましょう。

 

  • 診療報酬請求事務能力認定
  • 医療事務実務能力認定試験
  • 医療事務管理士技能認定試験
  • 医療事務技能審査試験 (メディカルクラーク)
  • 保険請求事務技能検定試験

 

そして、医療事務以外の事も含む内容の資格として、医療秘書レセプトコンピュータなど医事コンピュータのオペレーションに関する資格に加え、調剤事務介護事務などもあります。

 

就職に最も有利なのはどれ?

 

数ある医療事務の資格のうち、最も就職に有利なのは「診療報酬請求事務能力認定」でしょう。財団法人日本医療保険事務協会が主催する認定試験で、医療事務の仕事の中でもレセプト業務に特化した内容の試験です。

 

医療事務として働いている現役の人も目指す資格であり、この資格を持っていると手当がつく病院もあります。それだけ評価される資格ですから、もちろん難易度は他の医療事務の資格と比べてかなり高く、合格率は30%程度です。

 

持っていれば就職にかなり有利な資格であり、医療事務を行う上では取得を目指したい資格ですが、未経験の人がいきなりこの資格を取るのは難しいでしょう。

 

おすすめの資格は?

 

そこで、未経験から取得する資格としておすすめなものを2つ紹介します。

 

まず、おすすめなのが、「医療事務技能審査試験 (メディカルクラーク)」です。財団法人日本医療教育財団が主催する試験で、合格率は65%程度。医療事務の仕事を全体的にカバーする試験内容のため、総合的な能力を証明してくれる資格です。

 

以前は受験資格として、実務経験または指定講座の受講が必要でしたが、平成23年に改定され、現在では誰でも受験できる資格となっています。

 

もう一つお勧めなのは「医療事務管理士技能認定試験」です。技能認定振興協会の主催で、合格率は57%。レセプト作成が3問と択一式の筆記試験で、資料の持込ができる試験になっています。

 

1969年から実施されている歴史の古い資格のため、面接官などの認知度も高いでしょう。受験資格がなく誰でも受験できるので、未経験から挑戦しやすい資格です。

 

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